2024/01/12 17:15

皆様、遅ればせながら明けましておめでとうございます。今年もどうぞ宜しくお願い致します!


今回は2024年一発目のMTL(ミニマルトラッドライフ)という事ですが、今年も私が情熱を傾けているファッションアイテムをタイムリーでお届け致しますので宜しくお願い致します。


Barkoutsidersではセイコーオリジナル3rd,2nd ダイバーをご紹介してきてBLOG記事にもしてきましたが、今回はその締めくくり的にセイコーダイバーの元祖である1stダイバーのBLOG記事になります。



好き過ぎてセイコーダイバーに合うストラップを制作して、長らく販売してきました。

そんな私が新たに昨年末に購入した1stダイバーを付けてみて感じた事やお客様から復刻版のSBEN003をお借りしておりますので新旧の比較も致します!


セイコーダイバーファンの方はもちろんそもそも2nd,3rdと違って1stってどうゆう良さがあるのか知りたい方にも楽しい内容になっていると思います。


そして今年一年をかけて行う一大プロジェクトの告知をさせて頂きますので最後までご覧頂けると嬉しいです。



そもそもセイコーファーストダイバーは1965年から販売され、国内初150m防水の自動巻き時計を実現し、その機能性、安全性が評価され1966年の第8次の南極越冬隊にも採用されてきました。


こちらの右にあるのが1965年当時に販売されたオリジナルファーストダイバーの6127-8000です。

もちろん1960年代に作られたアンティークウォッチになるので、セイコーダイバーの人気と共に値段が高騰し、状態や条件面を考えるとなかなか良い個体に巡り会えなくなってきています。


私が購入したのは、インデックスの腐食やベゼルのキズがそれなりに進んでいますが、比較的綺麗な個体に巡り合いました!

初めてファーストを手にした時に明らかに後継機にはない風合いを感じました。



ボディのSSケースはダイバー特有の重厚感がありつつも後継機と比べると少しスッキリした印象。


初期型8000だからかベゼルの存在も主張し過ぎず、ダイバーズウォッチではあるのですがどこかドレスウォッチの様な佇まいがどんな人にも合わせやすそうなボリュームでありその魅力に惹かれていきます。


文字盤もWATERPROOF150mやDIASHOCK17JEWELとシンプルに記されていますが当時日本で世界を相手にムーブメントの正確さや防水性などの機能や性能を競ってきた事が伝わってくるSEIKOの意気込みを感じますよね。


このようにオリジナルで比べてみると分かりやすいのですが、ラウンドした風防は1stならではの柔らかい雰囲気に包まれ、そしてインデックスはスクエアのバーが相まりなんとも言えない味わい深い表情の時計だなと言うのが素直な印象です。


私が所有している2ndと3rdと共にGenuine Nato Strapを着せ付けて並べてみました。

このファーストダイバーでも重さが70g程度ありますので、やはりヘビーなケースにはこのストラップがしっくりきますね!


このように見てみると、ズバリファーストダイバーの魅力とはSEIKOの歴史を感じさせる事やセイコーダイバーのアイデンティティの形作った功績にあるのではないでしょうか?


私的にはもちろん後継機にも其々魅力があるのですが、1stは年代も古くて生産数も少なくて入手しにくい事もあって完全な物が手に入らない憧れみたいな物を包括していて特別な存在感なんです。


そんな1stダイバーを知ったら抱く憧れを叶えてくれた流石はSEIKO。

昨年の8月11日に完全復刻版SBEN003を販売しています!生産数1965本(内国内500本)という超希少な時計なのですが、それをお持ちのお客様からちょっとだけお借りさせて頂いています。


1stダイバー復刻版SBEN003


写してませんがこのモデルは豪華な箱に入っていて、開けた時からスペシャルな感じがするのですが、実際に手にしてみますと言葉では言い表せない存在感があるのです。


このモデルを企画された際にSeikoのデザインやモノづくりを結集してリリースされたのだと、先程の私の解説の後にご覧頂けると分かると思います。


こちらのお客様は2PeaceStrapをご購入頂きBarkoutsidersのストラップが付いていて大変感激致しました!このストラップも革の厚みとクラシックなデザインを意識しているので1stダイバーに良くマッチしていますね!


せっかくお借りしているので、是非観て頂きたいのが裏蓋のケースやリューズです。

こちらがSBEN003

こちらが6127-8000


6L37と現在のムーブメントが記されていますが、中央にいるイルカなんかもオリジナルのデザインに忠実に再現されています。


そして側面からのショット。



リューズのSEIKOマークが刻印に変わっていますが、スゴイ再現力ですよね。

こういうセイコーダイバーファンの心をくすぐられるポイントしっかりとやってくれる所も信頼できるのではないでしょうか?


ここまで1stダイバーの新旧の魅力をお伝えしてきました!実は今回私がこの二つの時計を手にしているのには理由があります。


今年一年で達成させたい一大プロジェクトNAVAL WATCH×Barkoutsidersコラボレーションウォッチ"DRESS DIVERS WATCH HOWL001"の実現の為です!


Barkoutsidersはセイコーダイバーが好き過ぎてストラップを作ってしまった所から始まっていますので、当然と言われればそうなのかもしれませんが、ダイバーズウォッチの耐久性やデニムのようにエイジングする道具としてのアイテムに惚れ込んできました!



そんなダイバーズウォッチへの探究心、1stダイバーが欲しくても手に入らなかった想いや手が届きそうな物を選ぼうとしてもちょっとデザインが違かったりとそんな葛藤をぶつけたプロダクトにしようかと考えています。


今回のプロダクトは今までやってきたようなアイテムに比べてオリジナルで作るのにただの兼業サラリーマンでは抱えきれないような色んな意味でビッグプロジェクトなんです...w


ですが、このプロジェクトはSEIKOムーブメントや生産背景を持っていて業界プロフェッショナルでいらっしゃるNAVAL WATCHとのコラボレーション企画です!



そしてBarkoutsiders初のクラウドファウンディングの支援型に致しますし、これから始まるコンテンツやアイテム自体がきっと想像も出来ない位、大きな反響になる予感がして年始からワクワクしてしかたがありません。


昨今こんな不安定な時代にただのセイコーダイバー好きがが人生をかけて時計を作る挑戦だったり、日々のプロセスを共有させて頂きますので楽しんでご覧頂けると嬉しいです!


是非、このプロジェクトが達成致しましたら、また今年の年末に皆様と虎ノ門TSBで乾杯出来たら嬉しいです。


Barkoutsiders 森田


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