2023/12/29 06:56

いつもBarkoutsidersをご覧頂きましてありがとうございます!


今回は、先日の大阪出張の際にやらせて頂いたインスタライブで2023年の振り返りBLOGをやりますと言ったきっかけで今年一年を総括してみようという記事になります!


とはいえ書き出した矢先から恐縮ですが、今年2023年は自分にとって大きなマインドの変化になった年で変え難い1年になったので簡単に総括できるものではないとその時の無責任な発言に今更後悔しています...


ですが、大まかにお伝えできることとすれば、①プロダクトの事 ②POP UPとブランドについて ③今後の活動というポイントで書き進めていけたらと思っています。


私が今年の活動から感じてきた事や来年に向けて最高にワクワクするプロジェクトのお話しなどを盛り込んでいますので是非、最後ご覧頂けると嬉しいです!


先日の大阪での様子。


①プロダクトの事


昨年末のPOP UPにて皆様にお会いできた事をきっかけにBarkoutsidersというブランドのペルソナを自分自身で咀嚼し、この一年で表現方法やプロダクトへ反映してきました!


その頃に作ったレタープレスやスタンプは元々トラッドカルチャーにあった文脈のものを自分なりにアレンジした表現でありますが、改めてそういったカルチャー要素がブランドらしさではないかと再確認できたのではないかと思っています。


プロダクトについてはこれまでGeuine Nato Strapから始まり、言うなればハンドルなんかも使う方にしか使えないアイテムが殆どだったのですが、今年はポーチとベルトとウォレットといった一見どこにでもありそうなアイテムの中に自分のストーリーを凝縮したプロダクトをリリースしてきました。


アイテム一つ一つの説明はここでは割愛しますが、OLD CARRY TOTEに対してのポーチだったり、66スタイルのデニムに合わせるベルトや現代のアメリカのEDCの文脈とも繋がるミニマルウォレットといった物凄く私の主観的な視点と切り口で生み出されたプロダクト達でした。



正直にあんまり売れていないものも中にはあるのですが、どのアイテムも全力投球で考えてきたものだし、それだけにリリースした製品を自分で使ってみて気に入らなかったものは一つもありません。


そして作ったプロダクトに対して売れないからやめるという無責任な事はしたくなくて、より魅力的なアイテムに研ぎ澄ましていくような変化を加えて行きます。


また、仕入れとしてもRyos Smiithさんとのジュエリー企画といった自分一人では到底作れないアイテムを協業で始めたのも非常に面白い取り組みだったと思います。




私が一昔に企画販売をしてきたインディアンジュエリーというジャンルの引き出しをフル活用してご提案させて頂いたアイテム達は一昔のアメカジを愛してきた人なら唸る内容だったと思いますし、現代というエッセンスも感じる内容になったのではないでしょうか?


そういった意味では今まで作ってきたアイテムのストーリーや流れがあって、それをどうやってベーシックなアイテムまで繋げていくのかといったプロダクトデザインの奥深く面白い問いを突きつけられて応えてきた。


そんな感覚でプロダクトの企画というのは常に大喜利のような感じで頭を悩ませるのですが、とても楽しくやらせて頂いていました。


今年のプロダクトは自分にとって一歩先のコーディネートや使い方といった想像を掻き立てるアイテム達であったし、Barkoutsidersの輪郭をより鮮明にしてくれたアイテムだったと感じています!



②POPUPとブランドについて


今年一番印象に残っている事といえば、やはりBrift`H虎ノ門TSBでのPOPUPではないでしょうか?


まだ一ヶ月も経っていないのですが、この期間で皆様と過ごした時間を何度も振り返ってたくさんの事を感じています。



私としてはこの一年も日々の投稿やプロダクトの事で頭がいっぱいで積み上げてきた感じなのですが、振り返ってみたら本当に沢山の方に見て頂いていたという事に気がつきました。


一つ一つのプロダクトに対して自分に素直に好きなものを作り続けてきた結果、僕と同じ時代にトラッドやオーセンティックなカルチャーを見てきた人達に共感頂いていたのだと...


それはきっと本を読む理解度と同じ様にある程度のファッションの知識を持っている方にとっては、Barkoutsidersはインポートファッションというレガシーを再構築しているんだという表現自体を楽しんで頂けているのかなというのを感じることができました。


↑お客様のメガネTartのアーネルオリジナルです。


そしてもっと自分に自信を持ってアクションしてもいいんだというマインドセットに変わった事も大きな変化です!


平たくいうと営業活動という意味になるのですが、多くのお店さんやブランドさんって自分から積極的に行く事や断れる事に恐れみたいな物が付き纏っていて行きにくいというのもありますし、そのお取引様とどういう相乗効果が生まれるのかというのもピンときていなかった…


ですが、今回のBrift'H様とのお取り組みの中で大転換がおきました。

それは長谷川さんやBriftHのパーソナリティだったり、虎ノ門TSBがたまたまSHOES SHINEとBARというコンセプトのお店だったり、Barkoutsidersというトラッドなブランドだったり、虎ノ門という土地柄だったりが絶妙に絡み合ってシナジーが生まれたものはとても良い経験になったと思います。



もちろんまた虎ノ門TSBでPOPUPをやらせて頂きたいと思っていますし、来年BriftH様とPOP UPのスケジュールなどもあるのですが、Barkoutsidersにとってより良いお取り組み先を想像してアクションを起こして行く事できっと一緒に新しい景色を作っていけるのではないかと考えています。


また明らかになっていない事が多いので、決まり次第告知させて頂きますがその辺も楽しみにして頂けると嬉しいです!


③今後の活動


ざっと今年やってきたことをお話してきましたが、今後の活動についてお話しさせて2023年を頂き締めくくろうかと思います。

ここでもプロダクトとイベントという流れでお話しさせて下さい!


まず、Barkoutsidersがこれまでにリリースしてきたアイテムの軸としてウォッチストラップとオールドアウトドアの2つのテーマがあります。


そういったテーマの延長線上にある必然的に作りたいアイテムというのが出て来ていまして、それはダイバーズウォッチとキャンバストートなんです。



今ちょうど仕掛かり中ではあるのですが、今までのアイテムとはまた全然違ったアプローチですし、性質的に桁違いの予算やハードルが高いアイテム達なのです…

そして、両者とも私が作りたいと言っている限り並大抵のプロダクトではございません!


即ち日本だからこそ作れる、日本のもの作りの背景を活かした”TRUE MADE IN JAPAN“を掲げるプロジェクトです。

私はセレクトショップにいる時から価値のある商品を扱いたいのなら、日本独自の生産背景を生かしたアイテムで勝負するしかないと豪語してきました。


特に児島のセルビッジデニムは世界中で愛されている事は有名ですし、セイコーの時計も海外の方が熱狂的なファンが沢山いらっしゃるくらいです。

でも近年、日本の方も日本製という言葉に敏感になってきていて、そこにはどんな想いでどんな背景で作られたのかという意味を求めるようなトレンドあるのではないでしょうか?


そして私も以前にジーンズアパレルのOEM生産の会社に入った経緯があるくらいトラッドやインポートファッションのカルチャーだからこそ実現できるエッセンシャルな物作りという事に情熱を傾けています。


私自身、来年から40代に突入する年だからこそ、そんな視野でプロダクトを実現したいですしそう言ったアイテムを皆さんにも語って頂く事で日本のモノづくりの価値を高める事に微力ながら貢献して行きたいと思っています!


最後にちょっと暑苦しくなりましたが、POPUPも幅が広がり年1から2回で西地区のお客様達にもお会いできるきっかけを作っていけたらと考えていますし、そう言ったタイミングで新たなプロダクトをローンチしてご覧頂けるようなきっかけにして行きたいです。


それでは長くなりましたが、皆様本年も一年本当にありがとうございました!

来年も日々挑戦する自分を温かく見守って頂けると嬉しいです。

2024年良い年をお迎え下さい!


Barkoutsiders 森田