2023/05/19 17:32

いつもBarkoutsidersをご覧頂きましてありがとうございます。


今回はMinimal Trad Lifeのファッション記事になっていますが、物そのものと言うよりも洋服への向き合い方という方法論の内容になっています!


現代は物が溢れ過ぎていて、もはや何を選んだら良いか分からなくなってきているので、このBLOGがご自身のモノ選びの軸を作る上での参考になってくれると嬉しいしです。


まず初めに前提としてお伝えしたいのが、この内容はファッションや流行が好きで新しいものを楽しみたいという方を否定する内容ではなく、あくまで私個人の考えになりますのでそれを冒頭にお伝えさせて頂ければと思います。


私はファッション業界を15年以上携わっている者としてこういう言い方はどうかと思うのですが、正直に"無駄な洋服は欲しくないですし、作りたくもない"です。


すなわちBarkoutsidersというブランドは自分にとって本当に好きなファッションに付随するレザーアイテムであって"必要な道具"を作り続けているという考え方から始まります。



好きなファッションとは私はセレクトショップ出身なので、USA製のインポートやビンテージが好きという印象を持たれているのですが、自分としてはただ本質的な機能や心地の良い物を集めていたら結果的にそうなっていったというところです。


元々高価なブランドの洋服で自分を必要以上に高く見せる事に興味がないけど、物への拘りが人一倍強い。だからこそ洋服の本質、心地の良い物、本当に良い物ってなんだろうと永遠に頭を巡らせてきました。


ラグジュアリーブランドのコーマ糸のコットンシャツの様に高級であるけれど、汗を吸わなかったり、耐久性が無くなるように、物の性質とはメリットとデメリットの裏返しで出来ているので一言で良い物と言っても難しいですよね...


良い物の定義は人によって異なると思いますが、"チープアンドシック"や"Whole Earth Catalog"といった良書を参考にさせるとその答えに近づくかもしれません。



また、本物を手にしてきている人達から知るというのが1番説得力があるので、扱ってきた商品や諸先輩方からも参考にさせてもらってきました。


私がモノ選びで特に参考にしている方はエンジニアドガーメンツの鈴木大器さんやアーツアンドサイエンスのソニアパークさんなどの方なのですが、その様な賢人達から大事な要素を取り出して自分の軸を見つけるのもオススメです!


もちろん最初から完璧な物を選ぶ事なんか出来ず、サイズ感だったり、丈の長さだったり、色だったり何度も買って失敗したり、手放したりして徐々に自分に合ったエッセンシャルなアイテムに研ぎ澄まされていくんです。



これまでにお話してきた内容を知って、大まかに分類していくと、全てのアイテムはこの辺の用途から作られているものが多い事が分かってきました。


・ワーク ・ミリタリー

アウトドア ・スポーツ

・ドレス ・ユニホーム

・民芸品 ・モード


これらの要素と今の自分や時代の雰囲気とのバランスなんかが良い物の定義になっていくのではないでしょうか?

話はこれくらいにして、そんな自分選ぶ今の時期にお勧めしたいアイテムと共にご紹介します!



・Levisの501 

何度も買っては手放してを繰り返した典型的なアイテム。

66前期、後期、レギュラーをメインに履いていて、ウエストは31サイズを起点に前後のサイズを所有しています。

濃い色からチェーンステッチで履き込んでいったものをはもう手放せなくなります。


・leminorのバスクシャツ

これも最初小さいサイズから1つづつ大きいサイズを選んでいって微調整しているアイテム。

縮みが大きいアイテムなので、3サイズを選んでいましたが、最近は4サイズを選んでいます。

パンツの色に合わせてアイボリー×ネイビー、ネイビー×アイボリーの2色が結局使いやすい。



・US ARMYのファティーグパンツ

サイズ✖️レングスのバリエーションでできているのでオリジナルレングスだと探すのが大変なパンツ。

故にS-Shortのジャストサイズを見つけるとつい買ってしまいます。

ベイカーは少し高くなってきたので今後はGUNG HO(現スタンレー)も良いかもしれません。


・Gitman vintage、Ralph Lauren、Brooks Brothers 

 のOXシャツ

其々のブランドで時代にあったサイズを見つけ、何度も何度も買い直しています。

白OX、ブルーのキャンディストライプ、青OXが基本ですが、色柄を楽しみたい時はチェックも良いですよね。




やはり定番と言われるアイテム達ですが、これらは炭鉱夫のパンツだったり、氷を運ぶ為のトートだったり使う用途の為に生み出されたアイデンティティを持ち唯一無二の存在感がありますよね。


そういった意味でも最近は必要な機能から作られているアウトドアブランドは昔からのロングライフなアイテムも多く掘り下げて見ています。


如何だったでしょうか?

きっと一つ一つに共感してくれる方も多くいらっしゃるかと思います。

またこの辺の話は季節やアイテムの広がりでご紹介もしたいですね!


いつもながらとりとめのない話になりましたが、今後はBarkoutsidersとして続けながらも、このような銘品もご紹介し、販売出来たらと考えています。


今回も長いBLOGになってしまい、お読み頂きありがとうございます!


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