今回は販売前より気になって投稿しておりましたSZSB017の内容です！

まず、SZSBはSARB033の記事でも書きましたがセイコーメカニカルの後継機になります。

SZSBはメカニカルの品番で昨年からTictac別注でも使われていますが、3/26日から販売開始されているNET流通専用モデル4デザインにも使われています。

今回はNET流通専用モデルの中のクラシックラインSZSB017を購入したレビューです。

販売前よりシンプルなデザインのSARB033の後継としてSZSB015が出るという事で時計好きな方達から注目を集めていましたこのシリーズ。

そのせいもあってか現在もBlogやレビュー動画などもSZSB015への関心が高まっているような印象です。（2020年6月現在）

その反面、私はこのSZSB017にずっと注目していた理由として、文字盤が黒にエイジングアイボリー配色でクラシックな印象、針もシンプルながら程よくカジュアルなデザインから全体的に今っぽいフェイスだなと感じていたからなんですね。

購入したSZSB017が届いた時の印象としては縦長の革張りのようなしっとりとしたBOXを開けるとクロコの型押しベルトが付いていて、これまでのメカニカルや逆輸入モデルにはない高級感と高揚感を感じました。

画像では何回も見ているのですが手にしてみるともっと良く見えるそんな感覚です。

スペック面ではSARBとさほど変わらないのですが、このモデルでお探しの方の為に簡単に記載致します。

ムーブメント：4R35（23石 最大巻上時約41時間）

精度：日差＋45秒〜35秒

秒針停止機能付き 

ケースサイズ：48×39.9mm ケース厚：13.1mm ラグ幅：20mm

ケース：ステンレススチール　風防：ハードレックス

こちらもハック機能が付いているのでSARBの(6R15)との違いはムーブメントの巻き上げ時間が短くなったというポイントだけ。

コスト的なものはわかりませんがそもそも自動巻きで41時間付いていれば、時間を合わせる事に慣れている自動巻きユーザーからしたらデイリーに使っていて大して困る事はないと思います。

早速企画している2PeaceStrapのサンプルを付けてみて撮ってみました。（SZSB017ラグ幅20mmに対して19mmのストラップを付けてます。20mmは20年冬販売予定）

やはり黒文字盤にクラシックなアイボリーの配色は安心感があってイイですね。

自動巻きのケースボリュームとこのレザーストラップの厚みの融和性が抜群です。

そして針とケースのヘアライン＆鏡面仕上げが絶妙なコントラストはどんなシチュエーションにもマッチしそうな良バランス、

Automaticの筆記体など時計を印象づけるポイントとしては◎

文句をいうならばSEIKOのフォントもクラシックなフォントの方が良かったのではという部分とやっぱり下の文字列は2列にして欲しい。10BARなんてバックに書いてあるんだから表にはなくて良くないですか...

私が言いたい大事なポイントはここなのですが、今ビジネスシーンでもスーツ離れと言われている最中、SZSB015といったドレスウォッチを付ける人たちはどれ位いるのかなと。このプライスレンジの時計を探す人達にはそれよりもジャケパンやカジュアルの兼用で使えるこちらの方が断然オススメな訳です。

最後にSZSB017の付けてみたコーディネートです。

自分で撮っていて言うのもアレですが、会う人毎に「その時計どこの？」とリアクションされるような雰囲気のあるテイスト。

私ならベーシックなファッションにはNato、ドレスにはクロコ、ヴィンテージにはこのストラップの合わせで使いたいですね。

もはやストラップを即変えてしまっていますが、いかがでしょうこの機械式の腕時計は日本製でありながら4万円程(2020年6月現在)で買えるんですよ？

SEIKOというビッグカンパニーだからこそなせる仕事で、ファッション性＋コストパフォーマンスバランスは台風で言う過去最強クラスです！

ここまでお話しすれば、今まであまり腕時計に関心のなかった方でもSZSB017の良さが伝わったのではないでしょうか。

これからは安いものを沢山消費する時代から納得出来るものを少しだけ持つ時代だと思っていますので是非そんな時計選びの参考にして頂けたら嬉しいです。

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