2020/04/12 10:51
今頃になってという感じはありますが、セイコー3rdダイバー復刻のSRP777のご紹介をしたいと思います。
以前のBlogでオリジナルサードダイバーの記事を書きましたが、今回は復刻版のお話です。
SEIKOのPROSPEXというダイバーなど元々プロユースを背景に持つシリーズからのラインナップになっています。
海外で2015年位からリリースが始まり、その重厚なケースは海の守神であるウミガメに似ていることから”turtle”の愛称で親しまれています。
●特徴はオリジナルのサードダイバーを踏襲した復刻感の高いデザイン
・重厚感のあるステンレスケース
・インデックスのデザイン。
・ヴィンテージ感のある蛍光塗料
・PROSPEXロゴによる現代化
●スペックとしては
・ムーブメントは4R36という6振動のものですが、SEIKOはこういったムーブメントを高精度で生産出来るのがブランドとして強い所。
良くハミルトンなどに搭載されているスイスのムーブメントETA社2824-2と比べても、こちらは高価なモデルにも幅広く使われているのでインポート好きな日本人は良い印象を受けているが精度としては同等だと思います。
・日差+45秒〜-35秒と言われていますが、個体差がありアタリハズレがあるようです。上記のよりも実際精度も高く、現行品で修理も受け付けてくれるし自動巻きに慣れている方なら全く問題のないレベルだと思います。
・200m防水はダイバーズなので当たり前に感じるかもしれないが、この価格帯で200m付いているのは頼もしい。日常使いとしては、十分な防水機能。
・ケース径45mm、13mm厚でオリジナルより若干大きくはなっているが、ボリュームが出て一層ラギットな雰囲気。
日本では昨年SBDY015という品番で発売されましたが、SRPが出てすぐに購入した自分としてはリリース遅すぎ。
違いとしてはムーブメントが若干異なり国内向けの英語/漢字のカレンダー表示と時刻設定時に秒針停止機能がある部分でそれはオリジナルの6309/6306と同じと言っても良いかも知れません。
●使ってみた感想
そもそもオリジナルから使っている身としては驚くべき進歩で実感した部分
・ラグ幅22mmなのでオリジナル6309/6306と同じストラップをそのまま使える。
※もちろんGenuine Nato Strapを問題なく通せるラグの厚み。
・防水性も高くヘビーなステンレスケースで気にせずガシガシ使える。
・バネ棒の側面は穴になっているのでストラップの着脱がしやすい。
・蛍光塗料が機能し過ぎて驚く程光る。
SRP777は実勢価格4万円前後(2020年4月現在)で販売されていますが、
全体的にこの価格なら買うしかないと言わせる位のスペックで使っていくとキズも愛着が湧き買ってよかったと思います。
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