2020/01/06 09:45
Seiko 3rd diverとは
久々のBlog更新になります。
今回は、改めてSeikoサードダイバーの事について書きたいと思います。
きっかけはいつもお願いしている革職人さんから"セイコーダイバーが欲しいんだけど何を買ったら良いか?"というご質問から定番アイテムなだけに新たに欲しい方も多いのかなと思ったからです。
そして1番最初に買うなら経験上、サードダイバー又は復刻サードダイバーをオススメしたいからです。
セイコーダイバーの歴史は長1965年から始まっていますが3番目のモデルとして位置付けられている3rdダイバー。
1stや2ndよりも世界に輸出した量も多く、セイコーダイバーにとっても一つの到着地点とも言えるモデルになります。
昨今モバイル通信の5Gが今年から始まると言われていますが、それの3Gみたいなものですねw
まず、私とセイコーサードダイバーの出会いは10年位前に都内の古着屋でいくつかの個体を仕入れて販売していたのを見た事から興味を持ちました。
その時に普遍的で色あせないモデルであり、俗にCケースと言われる独特のボリュームと重厚なケースはどこかLevisの501の様なマスターピース的な印象だったと記憶しています。
その数年後に良い個体を見つけて購入し、まさにTOOLとも言える位デイリーに使用しています。
そして私がこの時計の為にストラップを作り始めた事はもう言うまでもありませんよね。
現在Seikoは日本におけるマニファクチュールの代表格であり、その信頼性から世界的にも人気でサードダイバーも例外ではありません。
さて、セイコーサードダイバー は6306(国内モデル)と6309(輸出モデル)の二種類が存在し詳細は下記の通りです。
6306(国内モデル) : 21石 ハック付き
生産時期 1976〜1979年頃
6309(輸出モデル) : 17石 ハックなし
生産時期 1976〜1984年頃
この通り6306の方が生産時期が3年と短命でハック付きの21石である事から輸出量が多い6309より高額で取引されています。
しかし個人的には40年以上前のヴィンテージウォッチなので良い個体に巡り会えば6309で全然良いと思います。
オーバーホールなどのメンテナンスを繰り返し、時を重ね、重厚感のあるケースやベゼルにアジが出てくる頃にこの時計はなくてはならないワードローブの一つなってくれると思います。
この記事を読んでいるサードダイバーをお探しの方、是非参考にして頂けたら嬉しいです。
次回は復刻サードダイバー(SRPシリーズ+SBDY015)のお話をしたいと思いますが上記の内容を知って頂くとより理解が深まると思います。
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